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うつ病とは違うの?

躁うつ病は「うつ病(鬱病)」とは違う病気と言われています。 ではどのように違うのでしょうか?

まず症状として、名前が示す通り、躁うつ病は「躁状態」と「うつ状態」を交互に繰り返します。 それに対してうつ病は「うつ状態」だけが出てきます。 しかし、私の様に「躁状態」が軽い人というのもいて、 躁うつ病が一概に「躁」と「うつ」を繰り返す、とも言えません。 なので、特徴として、躁うつ病は、「躁状態」または「うつ状態」、もしくはその両方が、 ある一定の間隔を置いてやってくる、というのがうつ病に比べて顕著である、 と言えるでしょう。

次にこの2つの病気の違いは”原因”と”頻度”にあります。 うつ病は4人から5人に1人が一生のうちに一度はなる病気で、 それを例えて「心の風邪」と言うこともあります。 原因は主に”ストレス”で、誰でもうつ病になる可能性があります。 それに対して、躁うつ病は100人に1人くらいが一生のうちになる病気で、 原因は”遺伝的な体質”と環境だと言われています。 ここで注意したいのは、躁うつ病の原因が”遺伝的な体質”だからと言って、 躁うつ病を患っている人の子供が高い割合で躁うつ病にかかるというような ”遺伝病”ではないということです。

うつ病の原因について

うつ病の主な原因は”ストレス”と申しましたが、 これは「うつ病を”引き起こす”原因」として”ストレス”が主に関わっていると言うことです。 つまり何が言いたいのかと言うと、よくうつ病は「心の病気」と言われてますが、 ある著書ではそれは間違っていて、本当はうつ病や躁うつ病は「身体的な病気」である、 と述べられています。いまだ、うつ病、躁うつ病に関する原因に関して、完全には解明されていないとはいえ、 脳の構造やその化学的変化やホルモン機能の変化も関係していると考えられています。 精神的、心理的な部分に原因がないとしたらうつ病や躁うつ病は精神病とは言えず、 さらに治療も、精神療法よりまず薬物療法が有効だと言えるでしょう。

”遺伝的な体質”についての個人的な意見

躁うつ病の”遺伝的な体質”について個人的な意見を述べさせていただきます。 私が今の主治医に会って症状を説明した後に、一番最初に言われたのが、 この遺伝に関することでした。「躁うつ病という病気は遺伝が原因だと言われている」 という主旨のことを話された後に、私にかけてくれたことは以下のようなことでした。 「でも、躁うつ病の遺伝というのは悪いことじゃないです。 むしろいい遺伝だと考えることもできます。 躁うつ病の人は(感情の)波が激しい代わりに、他の人に比べて、 感性が豊かで人を楽しませるのが得意だったりします。君だってそうでしょう? 他の人には持っていないものを持っているのだから、(遺伝を) 否定しないで大切にして欲しいです。」 患者の方で人によってはこのような内容のことを言われても、 あまりいい気がしない方もいらっしゃるかもしれませんが、 私はこの言葉を聞いて非常に勇気づけられました。また、 他にも躁うつ病に関する書籍を読んでいるうちに、 ”遺伝的な体質”である以上「躁うつ病という遺伝を否定せずに一緒に付き合っていこう」という決心がつきました。

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