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作者の躁うつ病体験

ここでは作者自身の躁うつ病体験について記していきたいと思います。 私自身の体験をここに残すことによって、同じ躁うつ病を患っている人や家族の方々、 自分が躁うつ病ではないかと疑いを持っている方などにとって、一つのヒントになれば幸いです。

冬に訪れる「ひきこもり」もしくは「うつ」、躁うつ病が発覚するまで

私が躁うつ病と思われる症状を体験しだしたのは今からちょうど5年前からです。 毎年冬になると突如「ひきこもり」だしてしまうのです。 大体成人式の時期から調子が悪くなります。その後、2月から3月末にかけて最低1週間、長くて2ヶ月ほどひきこもってしまいます。 自分で「ひきこもり出す」、というのもおかしな表現ですが、 とにかくこの時期は体がかったるく、朝起きれないようになり、 外に出るのが億劫で周りの人間とも連絡を取るのができなくなってしまうのです。 それが毎年4月になると徐々に元気が出てきて、文字通り「復活」します。 今私は大学院生で、その当時も学生だったので、 そのことで会社をクビになるというようなことは無いのでなんとか凌いでいました。 とはいえ周りにも多少なりとも迷惑をかけることもあり申し訳ない、といつも感じつつも、 この「ひきこもり」は自分でもコントロールできないものだ、おかしいぞ、と思っていました。

「ひきこもり」どころじゃなくなった

毎年冬になると「ひきこもる」私でしたが、それが去年「ひきこもる」どころではなくなったのです。 もう本当に出て来れなくなりました。さらに完全に「うつ」状態に陥りました。 去年の「ひきこもり」が始まったのが2月の末です。そこから、通院治療を始める6月の中旬まで、 思い出すだけでも恐ろしい日々が続きます。「毎年訪れるひきこもり、今年も復活できるだろう」と思っていたのが、 (たまに元気になる日もあるものの)どうも調子が上がらず、どんどん気分は落ち込むばかり。体も動きません。 人間というのは恐ろしいもので、こういう状況だといろいろな悲劇的なことを考えるものです。 時期が経つにつれ症状は悪化し、睡眠障害、軽いパニック症、何故だか急に悲しくなって何時間も泣き続ける、 軽く薬のOD(オーバードーズ)をやってみる、・・・ なんてこともしました。今思い出すとほんと悲惨です。

治療を受ける

私自身これはちょっとおかしい、治療が必要だ、とも考えていたのですがなかなか実行に移せません。 そこで、見かねた親の薦めで近くの心療内科に行くことにしました。 初めての心療内科ということで緊張するというのもありましたが、 こちらとしては「一か八か自分のこの症状はなんなのか教えて」とすがる思いです。 そこでお医者さん(今となっては主治医です)にいきなり言われたのが「あなたは躁うつ病のようです」という一言でした。 この初めての心療内科での体験は後ほど詳しく記事にしたいと思いますが、 5年間自分を苦しめてきたうやむやとする自分の症状がこの一言で明確になったことは、単純ですがとても気分がすっきりしました。 しかも投薬治療で治るというのです。

治療開始から1ヶ月ほどは抗うつ薬として、SSRIの「パキシル」が私には効かなかったのか、「うつ」状態からの完全脱却はできませんでした。 そこで三環系と呼ばれる強めの薬「アモキサン」を飲み始めると一気に「復活」できたのです。 「ひきこもり」出してから5ヶ月が経とうとしていました。 治療前と比べると見違えるようになりました。主治医の方も「顔が変わった」と言ってくれて、もちろん家族や友人も喜んでくれました。

躁うつ病治療中

2006年4月現在、躁うつ病の治療を始めてもう10ヶ月経とうとしています。 このsouutsu.netでは私の日記も掲載していますが、 そこにあるように薬を微調節しながらもこの10ヶ月の間、1日10種類以上の薬を飲み続けています。 おかげで今年の冬はひきこもらず、それほどうつにならずに乗り切ることができました。 私にとっては5年ぶりの快挙です(笑)。 躁うつ病は「治る」ことがない病気、 薬の種類と量は少しずつ減っていくかもしれませんが、何年いや何十年という単位で治療を続けていかなくてはいけないようです。 うまくこの病気と付き合っていきたいと思う次第です。

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コメント

私も同じ病気です。ほかにも、境界性人格障害や、睡眠障害、アダルトチルドレン、うつ(重度)です。私は、知識は、あまりありませんが、闘病生活も長いため、私も、ある程度の人たちに、理解をしていただき、少しでも、社会の偏見の目を減らしていきたいと思います。
 そのために、このページで再度、勉強させていただきました。ありがとうございました。

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